“きょうちょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
強直60.0%
侠直20.0%
僵瘃20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外套の内で、指を曲げたり伸ばしたり強直きょうちょくさせたりしながら足早に歩いた。何処に行くというあてもないのに、さて何処に行こう、と私は立ち止って四辺あたりを見わたした。
風宴 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
貿易風の吹く処、黒潮暖流の寄する処、物産に富む処、黄金の多き処、気候中和にして人物侠直きょうちょくなる処、その葡萄牙ポルトガル西班牙スペイン和蘭オランダ英吉利イギリス外舶がいはくが、期せずしてきたりたる、もとより怪しむに足らず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
第四 冬寒支体僵瘃きょうちょくノ病 雪塊ヲ取テ患部ニ擦搽さったスレバ即チユ 又臘雪水甘クシテ大寒 天行えきヲ解シ一切ノ瘡毒そうどくヲ療ス ソノ他諸病ニ於テかならずツ所ニシテ医家欠クベカラズ
(新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)