“こうちょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
硬直70.0%
孝直10.0%
強直10.0%
鯁直10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
必ずしもそれほど下品な料簡りょうけんから出るとは限らないという推断もついて見ると、いったん硬直こうちょくになった筋肉の底に、またあたたかい血がかよい始めて、徳義に逆らう吐気むかつきなしに
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
法正ほうせいあざな孝直こうちょく。もう一名は孟達もうたつ、字を子慶しけいといいます。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
全身がしびれ、強直こうちょくして動けなくなったが、それが「電気のせい」だと思われた。
夢判断 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
洩冶せつやという鯁直こうちょくの士が霊公に直言した。
妖氛録 (新字新仮名) / 中島敦(著)