“きでん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
貴殿80.0%
畿甸10.0%
神経10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恐入おそれいらせしからは近日事の成就せんと皆々悦ぶ其中に貴殿きでん一人うれひ給ふは如何成仔細に候やとたづねければ山内は成程なるほど各々方には今日越前が恐入しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
摂津の国東成ひがしなり郡に属し、東に大和、西に摂津、南に和泉、北に山城を控えて、畿甸きでんの中央にあり、大和川の長流東より来り、淀の大江また北より来って相合して、天満てんま川の会流となりて、城北を廻りて
大阪夏之陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「姉さんの神経きでんですよ」と妻も口を出した。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)