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きくのじょう
ふりがな文庫
“きくのじょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
菊之丞
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
菊之丞
(逆引き)
一
膝
(
ひざ
)
ずつ
乗出
(
のりだ
)
したおせんは、
頬
(
ほほ
)
がすれすれになるまでに、
菊之丞
(
きくのじょう
)
の
顔
(
かお
)
を
覗
(
のぞ
)
き
込
(
こ
)
んだが、やがてその
眼
(
め
)
は、
仏像
(
ぶつぞう
)
のようにすわって
行
(
い
)
った。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
そのニッコリがまたばかに
絢爛
(
けんらん
)
、
菊之丞
(
きくのじょう
)
の舞台顔を明りで見たよう。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その
虻
(
あぶ
)
の
羽音
(
はおと
)
を、
聞
(
き
)
くともなしに
聞
(
き
)
きながら、
菊之丞
(
きくのじょう
)
の
枕頭
(
ちんとう
)
に
座
(
ざ
)
して、じっと
寝顔
(
ねがお
)
に
見入
(
みい
)
っていたのは、お七の
着付
(
きつけ
)
もあでやかなおせんだった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
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(5作品)
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