“がへり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芝居まへのキヤツフエ・ド・ラ・レジヤンスは俳優やくしやと芝居がへりの客とで一ぱいであつた。ムネ・シユリイはその左に梅原を右に僕を坐らせた。前には三人の女、僕の隣にはドリヷルが坐つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
足がけツたるいので、づいと伸ばして、寐がへりを打つ、體の下がミシリと鳴ツて、新しい木綿もめんかほりが微に鼻をツた。眼が辛而やつと覺めかかツて來た。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)