“がしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
臥床84.2%
瓦床5.3%
画匠5.3%
雅頌5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今度からだが痛む病気になって臥床がしょうしたまま来客に接するのにあまり不体裁だというので絹の柔らかいのを用いることにした。
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
呂布のくつは、敷き詰めてある廊の瓦床がしょうを、ぱっと蹴った。さすがに油断はなかった。七尺近い大きな体躯も、軽々と、後ろに跳びかわしていた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「改正三河後風土記みかわごふどき」や、その他の諸書が記すところによると、その日の光春が装いは、白練絹しろねりぎぬの陣羽織に、時の名ある画匠がしょうが、水墨すいぼくをもって雲龍うんりゅうを描いたものを着ていたという。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
雅頌がしょうよりして各国の国風まで収録した詩集であるが、詩はなり、志のく所なりとも称し、孟子にも詩三百一言以てこれをおおえば思い邪なしともいい
婦人問題解決の急務 (新字新仮名) / 大隈重信(著)