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かんだから
ふりがな文庫
“かんだから”の漢字の書き方と例文
語句
割合
神宝
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神宝
(逆引き)
助、豊雄をにらまへて、
你
(
なんぢ
)
神宝
(
かんだから
)
を盗みとりしは
例
(
ためし
)
なき
一七六
国津罪
(
くにつつみ
)
なり。
猶
(
なほ
)
種々
(
くさぐさ
)
の
財
(
たから
)
は
一七七
いづちに隠したる。明らかにまうせといふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
それは都の
大臣殿
(
おおいどの
)
から
熊野権現
(
くまのごんげん
)
に奉ったもので、そのころ盗まれた
神宝
(
かんだから
)
の一つであった。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
種々
(
くさぐさ
)
の
神宝
(
かんだから
)
は何とて女の盗み出すべき。
前
(
さき
)
の
夫
(
つま
)
の良からぬ心にてこそあれ。よくよくおぼしわけて、
二四〇
思ふ心の露ばかりをもうけさせ給へとて、さめざめと泣く。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
此の
床
(
とこ
)
の上に
輝
(
きら
)
々しき物あり。人々恐る恐るいきて見るに、
二〇二
狛錦
(
こまにしき
)
、
二〇三
呉
(
くれ
)
の
綾
(
あや
)
、
二〇四
倭文
(
しづり
)
、
二〇五
縑
(
かとり
)
、
楯
(
たて
)
、
二〇六
槍
(
ほこ
)
、
二〇七
靭
(
ゆき
)
、
鍬
(
くは
)
の
類
(
たぐひ
)
、此の失せつる
二〇八
神宝
(
かんだから
)
なりき。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
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