“かわちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
川長90.0%
河町10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その日には城から会場へく。八百善やおぜん平清ひらせい川長かわちょう青柳あおやぎ等の料理屋である。また吉原に会することもある。集会には煩瑣はんさな作法があった。これを礼儀といわんは美に過ぎよう。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
其の前に一目逢いたいから、おたなを首尾して廿五日の昼過に、知らない船宿から船に乗り、代地だいち川長かわちょうさんの先の桐屋河岸きりやがしへ来て待っていてくれろという手紙をしたゝめて出しましたから
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
柳原やなぎはら土手どてひだりれて、駕籠かごはやがて三河町かわちょうの、大銀杏おおいちょうしたへとしかかっていた。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)