“かわだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
河田60.0%
河和田20.0%
川田20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上手かみてから流れて来たので、高橋さんはそれに乗りうつり、氏一人を見かねてとびこんで来た河田かわだ軍医と二人で、岸から岸へ綱をわたし、それをたよりに、わずか一そうの船で、すべての患者を
大震火災記 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
「は……この先の河和田かわだに住んでおる若い職人で、平常いつも、酒ばかり飲んで、喧嘩ばかり仕かけ、村でも仲間でも、手におえぬ厄介者とされておる奴でござります」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
命冥加いのちみょうがな奴めが」と、捕えておいた河和田かわだの平次郎の側へ来て、懇々こんこんと、説諭を加え
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たくさんの年賀状ねんがじょうなかに、ぼくにきたのが二まいあった。川田かわだ西山にしやまからだ。学校がっこうで、いちばんしたしい二人ふたりなのだ。なぜ、ぼくはやいてさなかったろう。
ある少年の正月の日記 (新字新仮名) / 小川未明(著)