“かもんじゆく”の漢字の書き方と例文
語句割合
掃部宿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寅刻なゝつに立て千住大橋迄は未だくらき中に來れども春の夜の明やす掃部宿かもんじゆくかゝる時は早白々とけ渡りやゝ人面ひとがほも見ゆる頃思ひもよらうしろより吾助まてと聲を掛られ驚きながら見返る處を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
聞ながら行に年の恰好かくかう面體めんていの樣子尋ねさがす吾助にまぎれ非ざればたゞち掃部宿かもんじゆくの自身番にかゝりて委細くはしく尋ぬるに斯樣々々の人にて名は吾助と云者とはなしけるにぞ友次郎は足摺あしずりして我板橋をあとにして千住を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)