“かもんじゅく”の漢字の書き方と例文
語句割合
掃部宿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実はきのう千住の掃部宿かもんじゅくの質屋に用があって出かけて行くと、そこでちっとばかり家作かさくの手入れをするので、下谷通新町の長助という大工が来ていました。
それには引換え清水助右衞門のせがれ重二郎は、母諸共もろとも千住せんじゅへ引移りまして、掃部宿かもんじゅくで少しばかりの商法をひらきました所が、が悪くなりますと何をやっても損をいたしますもので
寺社方に捕り手は無いのであるから、その承諾を得れば町方まちかたが手をくだしても差し支えはない。まずその手続きを済ませた上で、半七は更に北千住の掃部宿かもんじゅくへむかった。
わたくしが掃部宿かもんじゅくへたずねて行った時に、長助がなんだかびくびくしているのは変だと思いましたら、案の通り、浅草の観世物小屋へ因縁を付けに行って、幾らか貰って来たんです。