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かみわ
ふりがな文庫
“かみわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
噛分
80.0%
噛割
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
噛分
(逆引き)
「が
若
(
も
)
し叔母が
慈母
(
おふくろ
)
のように
我
(
おれ
)
の心を
噛分
(
かみわ
)
けてくれたら、若し叔母が心を
和
(
やわら
)
げて共に
困厄
(
こんやく
)
に安んずる事が出来たら、
我
(
おれ
)
ほど世に幸福な者は有るまいに」ト思ッて文三
屡々
(
しばしば
)
嘆息した。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
世間を一向知らない私は前にもいう通りこういうものを書く人は皆世の中の
酸
(
す
)
いも甘いも
噛分
(
かみわ
)
けた中年以上の通人だとばかり
漠然
(
ばくぜん
)
と思って、我々同年配の青年の団体とは少しも想像しなかった。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
かみわ(噛分)の例文をもっと
(4作品)
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噛割
(逆引き)
或
(
ある
)
ひは
足下
(
おぬし
)
の
目
(
め
)
の
色
(
いろ
)
が
榛色
(
はしばみいろ
)
ぢゃによって、そこで
相手
(
あひて
)
が
榛
(
はしばみ
)
の
實
(
み
)
を
噛割
(
かみわ
)
ったと
言
(
い
)
ふだけの
事
(
こと
)
で、
鬪爭
(
けんくわ
)
を
買
(
か
)
ひかねぬ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
かみわ(噛割)の例文をもっと
(1作品)
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