“かまくら”の漢字の書き方と例文
語句割合
鎌倉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから最近には鎌倉かまくらすまつて横須賀よこすかの学校へかよふやうになつたから、東京以外の十二月にも親しむことが出来たといふわけだ。
一番気乗のする時 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
かねてわたしは日蓮の『高祖遺文録こうそいぶんろく』という本を読みまして、あの鎌倉かまくら時代に名高い坊さんの生まれた地方を見たいと思っていたのです。
力餅 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
実家さと両親りょうしんたいへんにわたくしうえあんじてくれまして、しのびやかにわたくし仮宅かりずまいおとずれ、鎌倉かまくらかえれとすすめてくださるのでした。