“かたやき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
堅焼50.0%
堅燒50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
師走の空に芝居みる人も有るをとお峯はまづ涙ぐまれて、まづまづ風の寒きに寝ておいでなされませ、と堅焼かたやきに似し薄蒲団うすぶとんを伯父の肩に着せて、さぞさぞ沢山たんとの御苦労なさりましたろ
大つごもり (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
師走しはすそら芝居しばゐみるひとるをとおみねはまづなみだぐまれて、まづ/\かぜさむきにておいでなされませ、と堅燒かたやき薄蒲團うすぶとん伯父おぢかたせて、さぞさぞ澤山たんと御苦勞ごくらうなさりましたろ
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)