“かずま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
数馬50.0%
数間25.0%
主馬25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
数間かずまじいやのことは、ツイうっかりしてまだ一もお風評うわさいたしませんでしたが、これは、むかし鎌倉かまくら実家さとつかえていた老僕ろうぼくなのでございます。
うじゃ実物じつぶつてもまだわからんかナ。——これはそちのお馴染なじみじいや……数間かずまじいやじゃ……。』
「……おしゅうとさまの仰付けで一時この家へ戻ってはおりますが、まだ主馬かずまから離別された覚えはござりませぬ」
三十二刻 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)