“かずお”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カズオ
語句割合
一雄37.5%
一夫25.0%
一男12.5%
和夫12.5%
和郎12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一雄かずおは小学校へ行くようになって、やっと一月立つか立たないうちに、ふと眼病をわずらって、学校を休まなければならなくなりました。
祖母 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
息子の一男かずおが笑を含んでいたのは、父親のいうことを聞いていると、つまりはこの自分を父親が自慢していることになるのがおかしかったからである。
秋空晴れて (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
その時に此処ここ御出おいでになっておる鳩山はとやま和夫かずお〕君その他、その時分の矢来倶楽部やらいくらぶその他の御方が
〔憲政本党〕総理退任の辞 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
されば守るにその人なき家の内何となく物淋しく先生独り令息俊郎としお和郎かずおの両君と静に小鳥を飼ひてたのしみとせられしさまいかにも文学者らしく見えて一際ひときわわれをして景仰けいこうの念を深からしめしなり。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)