“いっぷ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一夫50.0%
一浮50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土蔵のひさしの下を潜って、裏通りへ抜ける狭い抜け裏で、入口と出口には厳重な木戸があり、一夫いっぷかんまもればと言った、江戸の下町によく見掛けた、一種の要害になって居ります。
死を忘るるものは贅沢ぜいたくになる。一浮いっぷも生中である。一沈いっちんも生中である。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)