一雄かずお)” の例文
それで兄の嗣子一雄かずお氏とも相談してこれを岩波文庫に収めることにした。もっとも広い読者の鑑賞にこれをささげたいからである。
茶の本:01 はしがき (新字新仮名) / 岡倉由三郎(著)
一雄かずおは小学校へ行くようになって、やっと一月立つか立たないうちに、ふと眼病をわずらって、学校を休まなければならなくなりました。
祖母 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
一雄かずお氏の解説も職業文人くさくない一種の自由さがあってなかなかおもしろく読まれる。八雲氏令孫の筆を染めたという書名題字もきわめて有効に本書の異彩を添えるものである。