トップ
>
かしわもち
ふりがな文庫
“かしわもち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
柏餅
84.6%
檞餅
15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柏餅
(逆引き)
向側の「かめや」にても十九日にはやはり青竹にて手すりをこしらえ、
柏餅
(
かしわもち
)
をその日ばかり売ります。エビス様の絵の
団扇
(
うちわ
)
を客にだしました。
旧聞日本橋:05 大丸呉服店
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
その時鍋の柄を片手に持ち片手で柄をトントンと叩くとオムレツが段々端へ寄ってその時鍋を
箕
(
み
)
のようにあおれば
独
(
ひと
)
りで
柏餅
(
かしわもち
)
のようになります。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
かしわもち(柏餅)の例文をもっと
(11作品)
見る
檞餅
(逆引き)
その夜の
通夜
(
つや
)
は「談笑平日の如くなるべきこと。」という
予
(
か
)
ねての居士の意見に従って自然に任せておいた。余は前夜の睡眠不足のために堪え難くて一枚の布団を
檞餅
(
かしわもち
)
にして少し眠った。
子規居士と余
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
其が朝露を
帯
(
お
)
びる時、夕日に
栄
(
は
)
えて白金色に光る時、人は雲雀と
歌声
(
うたごえ
)
を
競
(
きそ
)
いたくなる。五日は
檞餅
(
かしわもち
)
の節句だ。目もさむる若葉の緑から、黒い赤い紙の
鯉
(
こい
)
がぬうと出てほら/\
跳
(
おど
)
って居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
留守に隣から
今年
(
ことし
)
も
檞餅
(
かしわもち
)
をもらった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
かしわもち(檞餅)の例文をもっと
(2作品)
見る
“かしわもち”の意味
《名詞》
楕円形に伸ばした米粉に餡を入れて二つ折りにし、柏の葉で包んで蒸したもの。
一枚の布団にくるまって寝ること。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かしはもち