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檞餅
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かしわもち
ふりがな文庫
“
檞餅
(
かしわもち
)” の例文
その夜の
通夜
(
つや
)
は「談笑平日の如くなるべきこと。」という
予
(
か
)
ねての居士の意見に従って自然に任せておいた。余は前夜の睡眠不足のために堪え難くて一枚の布団を
檞餅
(
かしわもち
)
にして少し眠った。
子規居士と余
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
其が朝露を
帯
(
お
)
びる時、夕日に
栄
(
は
)
えて白金色に光る時、人は雲雀と
歌声
(
うたごえ
)
を
競
(
きそ
)
いたくなる。五日は
檞餅
(
かしわもち
)
の節句だ。目もさむる若葉の緑から、黒い赤い紙の
鯉
(
こい
)
がぬうと出てほら/\
跳
(
おど
)
って居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
留守に隣から
今年
(
ことし
)
も
檞餅
(
かしわもち
)
をもらった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
檞
部首:⽊
17画
餅
常用漢字
中学
部首:⾷
15画
“檞”で始まる語句
檞
檞樹
檞木
檞材