“かけわた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
架渡42.9%
掛渡42.9%
懸渡14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水はどうどうと流れる、橋は心細く架渡かけわたされている。橋流れて水流れず。サテ何だか解らない。シーンと考え込んでいると、たちまち誰だか知らないが、途方もない大きな声で
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
受取屏風圍びやうぶかこひの内へひかへさせおき平民の分は白洲しらすたまりへ控へたり時に案内に隨ひ各自おの/\吟味の席にまかり出れば白洲には雨障子しやうじを高く掛渡かけわたし御座敷むき的歴きらびやかなる事まことに目を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
数多あまたの樹の枝やその他の材料をもって、臨時に大きな仮山を作り、前後に出入りの口を設け、内には桟道さんどう懸渡かけわたして、志願ある者をしてその中を通り抜けさせた。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)