“かきやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
書役77.8%
書記16.7%
舁役5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
広い玄関の上段には、役人の年寄(としより)、用人(ようにん)、書役(かきやく)などが居並び、式台のそばには足軽(あしがる)が四人も控えた。村じゅうのものがそこへ呼び出された。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
仏法僧のなく音(ね)覚束(おぼつか)なし、誰に助けらるるともなく、生命(いのち)生きて、浮世のうらを、古河銅山の書記(かきやく)になって、二年ばかり、子まで出来たが、気の毒にも、山小屋、飯場のパパは、煩ってなくなった。
開扉一妖帖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
さいわい片側だけの見物で、象の血を見た人数(にんず)もあまりたんとではない。さまざまに世話役が骨を折り、舁役(かきやく)が怪我をしたのだと誤魔化(ごまか)してようやくおさまりをつけてホッと胸を撫でおろす。