“おもてがは”の漢字の書き方と例文
語句割合
表側100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二三分ののちとなりひとの迷惑さうなかほに気がいて、又もとの通りに硝子窓がらすまどげた。硝子がらす表側おもてがはには、はぢけたあめたまたまつて、往来が多少ゆがんで見えた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
この総人数そうにんずおよそ百余人が屋敷に火を掛け、表側おもてがはへいを押し倒して繰り出したのが、朝五つどきである。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)