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おっくう
ふりがな文庫
“おっくう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
オックウ
語句
割合
億劫
89.1%
臆劫
8.8%
憶劫
0.7%
憶却
0.7%
臆怯
0.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
億劫
(逆引き)
雪の降ったあとで郊外に住んでいる自分にはその雪解けが
億劫
(
おっくう
)
なのであったが、金は待っていた金なので
関
(
かま
)
わずに出かけることにした。
泥濘
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
おっくう(億劫)の例文をもっと
(50作品+)
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臆劫
(逆引き)
少し都合もあって其日は行かれず、電報、手紙も
臆劫
(
おっくう
)
だし、黙って
打置
(
うちお
)
き、あくる日になって宇治に往った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
おっくう(臆劫)の例文をもっと
(12作品)
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憶劫
(逆引き)
「乗ってしまえば一時間と一寸なのだからちょいちょい出て来られそうなものでも、でもやっぱり乗るまでが
憶劫
(
おっくう
)
になっちまうのよ、すっかり田舎者になっちゃったわ」
睡魔
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
おっくう(憶劫)の例文をもっと
(1作品)
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憶却
(逆引き)
体がいやにだるくて堪えられなかった。私は今までの異常な出来事に心を使いすぎたのだろう。何だか口をきくのも、此上何やかを見聞きするのも
憶却
(
おっくう
)
になって来た。
淫売婦
(新字新仮名)
/
葉山嘉樹
(著)
おっくう(憶却)の例文をもっと
(1作品)
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臆怯
(逆引き)
兄の答は
何時
(
いつ
)
でもこの程度以上に
明瞭
(
めいりょう
)
になった事がない。実は明瞭に話したくないんだろうけれども、代助の耳には、それが本来の
無頓着
(
むとんじゃく
)
で、話すのが
臆怯
(
おっくう
)
なためと聞える。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
おっくう(臆怯)の例文をもっと
(1作品)
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