“おくごう”の漢字の書き方と例文
語句割合
億劫100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然しそれはこの河が億劫おくごう年所ねんしょをかけて自己の中から築き上げたものではなかろうか。私の個性もまたその河の水の一滴だ。その水の押し流れる力は私を拉して何処かに押し流して行く。
惜みなく愛は奪う (新字新仮名) / 有島武郎(著)
人類生命、億劫おくごうに至るも
高峯の頌 (新字新仮名) / 今野大力(著)