“えびすや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夷子屋25.0%
夷屋25.0%
惠比壽屋25.0%
戎屋25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
力に伏拜ふしをが江尻えじりの宿や興津川おきつがは薩陲峠さつたたうげは七ツ過手許てもとくらき倉澤のあひの建場を提灯つけ由井の宿なる夷子屋えびすやに其夜は駕籠を舁込かきこんだり斯て藤八宿屋のあるじ委細ゐさいの樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
小宮山は夷屋えびすやと云う本町の旅籠屋に泊りました、宵の口は何事も無かったのでありまするが、真夜中にふと同じしとねにお雪の寝ているのを、歴々ありありと見ましたので、喫驚びっくりする途端に
湯女の魂 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
鼻緒もうございましょうが、家内が綿をむことを覚えて近所の娘子むすめこに教えるので、惠比壽屋えびすやだの、布袋屋ほていやだの
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
戎屋えびすや徳右衛門宿屋ノ段
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)