“うわは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上端66.7%
上刎33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石垣が東側の地形じぎょうから土台まで六間五尺あって、北西の掘底から、土台までは十間あり、天守は土台下端したはから五重の棟上端うわはまで十七間四尺七寸五分あり
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
しかるに此一廻このひとまはりあひだ丁度ちやうど三百六十五日ならば千年も万年もおなじ暦にて差支さしつかへなきはづなれども、六十五日の上端うわはに六ときといふものありて毎年まいねんときづ〻おくれ、四年には四六二十四とき
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
荷物送り状の書き替え、駄賃だちん上刎うわはね——駅路時代の問屋の弊害はそんなところに潜んでいた。角十ではそれがはなはだしかったのだ。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)