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うちがわ
ふりがな文庫
“うちがわ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
内側
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内側
(逆引き)
「コシュパイユ、お前には左の腕の
肱
(
ひじ
)
の
内側
(
うちがわ
)
に、火薬で焼いた青い文字の日付がある。それは皇帝のカーヌ上陸の日で、一八一五年三月一日というのだ。
袖
(
そで
)
をまくってみろ。」
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
格子を
洩
(
も
)
れて古代の
色硝子
(
いろガラス
)
に
微
(
かす
)
かなる日影がさし込んできらきらと反射する。やがて煙のごとき幕が
開
(
あ
)
いて空想の舞台がありありと見える。窓の
内側
(
うちがわ
)
は厚き
戸帳
(
とばり
)
が垂れて昼もほの暗い。
倫敦塔
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
窓
(
まど
)
は
内側
(
うちがわ
)
から
見悪
(
みにく
)
く
鉄格子
(
てつごうし
)
を
嵌
(
は
)
められ、
床
(
ゆか
)
は
白
(
しろ
)
ちゃけて、そそくれ
立
(
だ
)
っている。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
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