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うすこうばい
ふりがな文庫
“うすこうばい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
薄紅梅
88.9%
淡紅梅
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薄紅梅
(逆引き)
引
(
ひ
)
くもこぢたけれど二
月
(
ぐわつ
)
ばかりの
薄紅梅
(
うすこうばい
)
あわ
雪
(
ゆき
)
といふか
何
(
なに
)
か
知
(
し
)
らねど
濃
(
こ
)
からぬほどの
白粉
(
しろいもの
)
に
玉虫
(
たまむし
)
いろの
口紅
(
くちべに
)
を
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
島田に
銀元結
(
ぎんもっとい
)
をかけ、
薄紅梅
(
うすこうばい
)
の振袖を腕のところで引きあわせるようにして、しんなりと立っている。
顎十郎捕物帳:17 初春狸合戦
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
うすこうばい(薄紅梅)の例文をもっと
(8作品)
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淡紅梅
(逆引き)
茶々は、
淡紅梅
(
うすこうばい
)
の
袂
(
たもと
)
に、鉢の木帯の
房
(
ふさ
)
を、優雅に結び垂れていた。中の姫は、
刺繍
(
ししゅう
)
の大模様の袖に、
臙脂
(
えんじ
)
の帯。末の姫も劣らぬ
粧
(
よそお
)
いに、それぞれ小さな金の鈴に、
伽羅
(
きゃら
)
の匂い袋も提げていた。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
うすこうばい(淡紅梅)の例文をもっと
(1作品)
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