“いなり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イナリ
語句割合
稲荷90.9%
稻荷8.4%
居形0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嫁や娘たちが、海辺や湯治場で、暑い夏を過すあいだ、内儀さんは質素な扮装みなりをして、川崎の大師や、羽田の稲荷いなりへ出かけて行った。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
わたしはお稻荷いなりさまの使つかひですよ。このやしろ番人ばんにんですよ。わたしもこれでわか時分じぶんには隨分ずゐぶんいたずらなきつねでして、諸方はう/″\はたけあらしました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
居形いなりのまま顔を向けてみると、そこに、ひもの宅助が、皮肉な面がまえをして、お米の気がつくまで睨んでいた。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)