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いちがや
ふりがな文庫
“いちがや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
市ヶ谷
63.6%
市谷
36.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
市ヶ谷
(逆引き)
子供心に不思議に思って、だんだん聞いてみると、これは
市ヶ谷
(
いちがや
)
辺に屋敷を構えていた旗本八万騎の一人で、維新後思い切って身を落し、こういう稼業を始めたのだと云う。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
明くる日は
駕
(
かご
)
かきの人足まで皆村方から出て来て、その外お供が非常に多かった。三島
明神
(
みょうじん
)
の一の鳥居前から、右に入って、
市ヶ谷
(
いちがや
)
、
中原
(
なかはら
)
、
中島
(
なかしま
)
、
大場
(
だいば
)
と過ぎ、
平井
(
ひらい
)
の里で
昼食
(
ちゅうじき
)
。
丹那山の怪
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
いちがや(市ヶ谷)の例文をもっと
(7作品)
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市谷
(逆引き)
まづ祝すべきは
市谷
(
いちがや
)
の詩人が俗嘲を顧みずして、この新らしき題目を歌ひたることなり。
「桂川」(吊歌)を評して情死に及ぶ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
棠軒、名は
信淳
(
しんじゅん
)
、通称は
春安
(
しゅんあん
)
、池田
全安
(
ぜんあん
)
が離別せられた
後
(
のち
)
に、榛軒の
女
(
じょ
)
かえの壻となったのである。かえは後に名をそのと
更
(
あらた
)
めた。おそのさんは現存者で、
市谷
(
いちがや
)
富久町
(
とみひさちょう
)
の伊沢
徳
(
めぐむ
)
さんの
許
(
もと
)
にいる。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
いちがや(市谷)の例文をもっと
(4作品)
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