“あんさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
安斎42.9%
闇斎42.9%
安西14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もと稲村いなむら氏で漁村の門人となり、後に養われて子となったのである。文政七年のうまれで、抽斎の歿した時、三十五歳になっていた。栲窓は名を直寛ちょくかんあざな士栗しりつという。通称は安斎あんさいのち父の称安政あんせいいだ。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
熊沢蕃山ばんざん、山崎闇斎あんさい等は、漢学に伴ふ支那中心の思想を清算し、日本の学者たる自覚を獲得すると共に、日本主義に徹底し、日本の国体の尊厳なる所以ゆえん
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
安西あんさい四郎など云う美男優長びなんゆうちょうやからであった。
頼朝の最後 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)