“あらいそ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:アライソ
語句割合
荒磯100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もしこれ等がな消えせて山上にっている一本松のように、ただ一人、無人島の荒磯あらいそに住んでいたらどうだろう。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
岩石がんせきつるぎのやうに削立つゝたつて荒磯あらいそへんだのを、兵曹へいそう元氣げんきまかせて引廻ひきまはされたので、ひどつかれてしまつた。
二人がかりでやっと動くような大きな石ころもまじえて、まるで荒磯あらいそのように石だらけの道だった。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)