“ありそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アリソ
語句割合
荒磯84.2%
有磯10.5%
荒礒5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「よべのとまりの十六小女郎じゅうろくこじょろ、親がないとて、荒磯ありその千鳥、さよの寝覚ねざめの千鳥に泣いた、親は船乗り波の底」「うまいのねえ、感心だ事、話せるじゃありませんか」「話せますかな」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
鰯ほす有磯ありそにつゞく早稲田かな 句空
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
四五みね温泉にや出で立ち給ふらん。かう四六すざましき荒礒ありそを何の見所ありて四七りくらし給ふ。ここなんいにしへの人の
ひたすら後世ごせのためにとて、九五五部の大乗経だいじようぎやうをうつしてけるが、九六貝鐘かひがねも聞えぬ荒礒ありそにとどめんもかなし。