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あとぼう
ふりがな文庫
“あとぼう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
後棒
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後棒
(逆引き)
前棒
(
さきぼう
)
の
親仁
(
おやじ
)
が、「この
一山
(
ひとやま
)
の、見さっせえ、残らず
栃
(
とち
)
の木の大木でゃ。皆
五抱
(
いつかか
)
え、
七抱
(
ななかか
)
えじゃ。」「
森々
(
しんしん
)
としたもんでがんしょうが。」と
後棒
(
あとぼう
)
が
言
(
ことば
)
を添える。
栃の実
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
斯
(
か
)
くして彼は
先棒
(
さきぼう
)
となり、𤢖は
後棒
(
あとぼう
)
となって、幾本の重い材木を無事に麓まで担ぎ
下
(
おろ
)
したのである。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
拾ったというと
語弊
(
ごへい
)
があるが、彼が箱根で
山駕
(
やまかご
)
にのると
先棒
(
さきぼう
)
をかついでいたのが、この勘太で若くて体もいいのに、ひょろついてばかりいる。そしては
後棒
(
あとぼう
)
の
雲助
(
くもすけ
)
に
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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(9作品)
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