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『私の思い出』
ふりがな文庫
『
私の思い出
(
わたしのおもいで
)
』
歴史は繰り返すと申しますが、つくづくと考えてみますと、私の生まれる少し前と現代とが、不思議なほどよく似ていると思うのです。徳川三〇〇年の幕府が倒れて多くの大名が、それぞれ国境を撤廃してめいめいが持っていた侍すなわち、軍隊をやめ、両刀をなくし …
著者
柳原白蓮
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「ことたま」日本出版広告社、1954(昭和29)年8月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
女
(
むすめ
)
召
(
めし
)
終
(
しま
)
平伏
(
へいふく
)
侍
(
さむらい
)
御意
(
ぎょい
)
馬車
(
ばしゃ
)
遊
(
あそ
)
資秀
(
すけひで
)
草履
(
ぞうり
)
罵
(
ののし
)
稚児
(
ちご
)
異
(
ちが
)
犬死
(
いぬじに
)
撤廃
(
てっぱい
)
御所
(
ごしょ
)
幕府
(
ばくふ
)
定
(
き
)
大名
(
だいみょう
)
友禅
(
ゆうぜん
)
勘当
(
かんどう
)
公卿
(
くげ
)
俤
(
おもかげ
)