にわとり
石田小介が少佐参謀になって小倉に着任したのは六月二十四日であった。 徳山と門司との間を交通している蒸汽船から上がったのが午前三時である。地方の軍隊は送迎がなかなか手厚いことを知っていたから、石田はその頃の通常礼装というのをして、勲章を佩びて …
作品に特徴的な語句
引掛ひきがけ おっし こわ かわり うかが かたわ しも ちゅう から ひよこ しずか しかり おおき 手籠たご いで ちがい つめ しな まばら 頬冠ほおかむり うかがい かけ 北方きたかた つもり 口説くどき 引籠ひきこもり 外壁そとかべ きらい 麻生あそう はなはだ 町中まちじゅう かみ ふる まば いい 目見めみ 領巻くびまき とも すぐ 真向まむき 雨覆あまおおい 難有ありがと 雌雄めすおす とも どぶ 渋紙しぶがみ とう いそが つや 南国なんこく きたな つか 吝嗇けち 達見たつみ はるか へん しゃが ろう 柑子こうじ 支那シナ さい えん いや ひま 家毎いえごと 明日あした なまり のぞ おれ たび 竹簾たけすだれ 茄子なす こけ 花立はなたて 花柴はなしば 膳椀ぜんわん ひざ 胡瓜きゅうり 胡坐あぐら 背嚢はいのう さかな 股引ももひき 着更きか 石塀いしべい
題名が同じ作品
(新字旧仮名)山村暮鳥 (著)