“圏”のいろいろな読み方と例文
旧字:圈
読み方割合
けん46.9%
わ46.9%
おり6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなわち土俵を作り、それを標準とするが、この土俵なるものは天然(てんねん)に定まれる一定不易(ふえき)の圏(けん)でなく、人為的に仮りに定めたるに過ぎぬ。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
写生しているそのまわりに子供たちが圏(わ)をかいていることもある。かれは弥勒野(みろくの)の初冬の林や野を絵はがきにして、小畑や加藤に送った。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
勇士が虎に勝った史話は多く『淵鑑類函』や『佩文韻府』に列(なら)べある。例せば『列士伝』に秦王朱亥(しゅがい)を虎圏(おり)の中に著(お)いた時亥目を瞋(いか)らし虎を視るに眥(まなじり)裂け血出濺(そそ)ぐ、虎ついにあえて動かず。