“麻生”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ヲフ33.3%
あそう22.2%
あさお11.1%
おふ11.1%
をふ11.1%
アサフ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夏引きの麻生ヲフアサむやうに、そして、もつと日ざらしよく、細くこまやかに——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
「少佐殿。お見忘になりましたか知れませんが、戦地でお世話になった輜重輸卒しちょうゆそつ麻生あそうでござります。」
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
遠いむかし、この辺りは、麻生あさおう里とも、麻布留山あさふるやまともばれ、とにかく麻の産地であったそうだ。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夏引きの麻生おふあさを績むように、そして、もっと日ざらしよく、細くこまやかに——。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
夏引きの麻生をふの麻をむやうに。そしてもつと日ざらしよく、細くこまやかに——。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
諸寺諸山、非職員ノ住侶ヂユウリヨ、又、タトヘ凡下放埒ボンゲハウラツ与党賊徒ヨタウゾクトノ輩タリトモ、忠節ノジツヲイタスラバ、賞トシテ、近江国麻生アサフノ庄ヲテ賜ハルベキナリ
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)