“輜重輸卒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しちょうゆそつ60.0%
しじゅうりんそつ20.0%
しちようゆそつ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「少佐殿。お見忘になりましたか知れませんが、戦地でお世話になった輜重輸卒しちょうゆそつ麻生あそうでござります。」
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
輜重輸卒しじゅうりんそつ」で、あの「ふ、ふ、ふあーっ」と世にも奇矯な声を随所に張りあげて、「電信柱に花が咲く」を朗々誦めば
随筆 寄席風俗 (新字新仮名) / 正岡容(著)
「陸軍輜重輸卒しちようゆそつ、丸田吉之助。」と彼は曲りなりにも軍隊式の姿勢で云つた。
煤煙の匂ひ (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)