“しちょうゆそつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
輜重輸卒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「少佐殿。お見忘になりましたか知れませんが、戦地でお世話になった輜重輸卒しちょうゆそつ麻生あそうでござります。」
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
そのむかし輜重輸卒しちょうゆそつとして三ヵ月間入営中厩の掃除ばかりしていたのである。しかし本人は、軍隊に居った頃馬の愛すべきことを知ったと言っている。こゝへ越して来たのも子供と馬の為めである。
好人物 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
徴兵検査で、伝平は、輜重輸卒しちょうゆそつに合格した。
(新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)