“孵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かえ72.6%
かへ16.1%
か9.7%
けえ1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「象の卵?……おっと、触った、触った。……南無三(モン・ジュウ)、こりゃどうじゃ、もう孵(かえ)っているに! 俺ぁいまたしかに象の鼻に触った!」
その種が孵(かへ)つたときには桑の木もすくなくなつてたし人手もなくてとてもそれだけの蚕をかふことができなかつたので
銀の匙 (新字旧仮名) / 中勘助(著)
何ものかが次第に浸(し)み込(こ)んでくるようにも思われ、また何ものかが生れ出ようとして悩んでいるようにも思われる。抱いた夢は雛(ひな)を孵(か)えさねばならない。
お前はそれをやり過して、裏口から逃出したのだらう、——お前が下手人なら、陽(ひ)の高くなるのに、小判が孵(けえ)るほど温めて寢て居る筈もあるめえ