“南無三”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なむさん95.8%
モン・ジュウ4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いやうへに、淺葱あさぎえり引合ひきあはせて、恍惚うつとりつて、すだれけて、キレーすゐのタラ/\とひかきみかほなかれると、南無三なむさん
麦搗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
南無三なむさん——とあなたを見れば、火の手を見た城下の旗本たちが、やみをついて、これまた城の大手へ刻々に殺到するけはいである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「象の卵?……おっと、触った、触った。……南無三モン・ジュウ、こりゃどうじゃ、もうかえっているに! 俺ぁいまたしかに象の鼻に触った!」