“孵卵器”の読み方と例文
読み方割合
ふらんき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
... その代り玉子は人工孵卵器ふらんきで孵化させなければなりません」老紳士「鶏小屋の掃除はどうします」中川「毎日一度ずつ中をいてふんを ...
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
だがあれは、三段にもなっていて、狭く、窮屈で養鶏所の人工孵卵器ふらんきみたいだ。
ズラかった信吉 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
美妙斎はあたかも欧化熱の人工孵卵器ふらんきで孵化された早産児であった。
美妙斎美妙 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)