しろ
ある春の午過ぎです。白と云う犬は土を嗅ぎ嗅ぎ、静かな往来を歩いていました。狭い往来の両側にはずっと芽をふいた生垣が続き、そのまた生垣の間にはちらほら桜なども咲いています。白は生垣に沿いながら、ふとある横町へ曲りました。が、そちらへ曲ったと思 …
作品に特徴的な語句
元来もとき しも 四歳しさい むら 四方しほう うしろ 七日なのか すさま におい あやう おどか 大蛇だいじゃ 宮城みやぎ 往来おうらい のち 牛乳ぎゅうにゅう 狂犬きょうけん とう こな 鍋底なべそこ ひら あいだ つゆ 一声ひとこえ 一目ひとめ なら たがい 五味ごみ わた たたず 体中からだじゅう 兇猛きょうもう うち 刃物はもの 勇敢ゆうかん 勿論もちろん ひる 可哀かわい しか 呆気あっけ 告訴こくそ うな くわ あえ 図々ずうずう おお 大狼おおおおかみ 天幕テント 威張いば 実彦さねひこ うち 容子ようす 寵愛ちょうあい たず 小径こみち 尻尾しっぽ たけ 巌乗がんじょう とこ 度々たびたび ドル あと 後悔こうかい 後足あとあし 得意とくい 怒鳴どな 恍惚こうこつ にく 拍子ひょうし つか 撲殺ぼくさつ かた うつ 春夫はるお こずえ 棕櫚しゅろ やり 横町よこちょう 横関よこぜき おり 武矩たけのり とま 渓谷けいこく たた
題名が同じ作品
(新字新仮名)ライネル・マリア・リルケ (著)