“亘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わた94.9%
わたる3.7%
たがひ0.7%
ワタ0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いうまでもなく、ここの管下では、巡察、糺弾、勘問、聴訴、追捕、囚獄、断罪、免囚など、刑務と検察行政のすべてにわたっている。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
分ったのは、よほど後のことであるが、織田信澄麾下きかの新参で、伊丹わたるという者の妻なりと知れた。そしてその妻女の名は、菊とも聞えた。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
せつねがところは、わが七千餘萬よまん同胞どうはうは、たがひ相警あひいましめて、くまでわが國語こくご尊重そんてうすることである。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
スナワチ金博士は、今度ヒソカニ感ズルトコロアリテ、永年ニワタル秘密ノ一部ヲ告白コクハクスルト共ニ、コレニサシサワリアルムキニ対シ警告ヲ発スル次第ナリ。