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黙止
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もだ
ふりがな文庫
“
黙止
(
もだ
)” の例文
旧字:
默止
母の
言
(
ことば
)
黙止
(
もだ
)
し難くて、今日山木の宴に臨みつれど、見も知らぬ相客と並びて、好まぬ
巵
(
さかずき
)
挙
(
あ
)
ぐることのおもしろからず。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
両人様々に証拠をとりて
詫言
(
わびごと
)
申せしゆゑ、久政も
黙止
(
もだ
)
しがたく、然らばとて免許ありて差置かれけるに、
此間
(
このあいだ
)
信長陣替の時
丁野
(
ちょうの
)
若狭守と共に討つて出で合戦し、織田勢あまた討捕りしかども却て
姉川合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
離婚問題の
母子
(
おやこ
)
の間に争われつるかの
夜
(
よ
)
、武男が辞色の思うにましてはげしかりしを見たる母は、さすがにその請いに任せて彼が帰り来るまでは
黙止
(
もだ
)
すべき約をばなしつれど
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
“黙止”の意味
《名詞》
黙ったままでいること。無言でほうっておくこと。
(出典:Wiktionary)
黙
常用漢字
中学
部首:⿊
15画
止
常用漢字
小2
部首:⽌
4画
“黙”で始まる語句
黙
黙然
黙祷
黙々
黙契
黙阿弥
黙劇
黙頭
黙言
黙殺