“黒表”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ブラックリスト80.0%
ひょう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
警察の黒表ブラックリストに載せられたり、素人しろうと離れのした歌を作って雑誌に発表したり、先代小さんに傾倒して、毎晩寄席よせへ行ったり、まあそう言った肌合の男で
目下警視庁の黒表ブラックリストに控えられている不良少年が約三千、不良少女が約三百もある。しかも一粒撰りの者ばかりで、これ以下の「イケナイ」のは無数だという。
東京人の堕落時代 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
「ははあ、つまり三軍の“後ろ目付”でございますな。二た股者くさい大将は黒表ひょうに上げて、鎌倉へご内報におよぶわけでございまするか。なるほど、なるほど」
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)