“黒蜻蛉”の読み方と例文
読み方割合
くろとんぼ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次の六畳の真中の、耳盥みみだらいから湧くように、ひらひらと黒い影が、鉄漿壺を上下うえしたに二三度伝った。黒蜻蛉くろとんぼである。
露萩 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)