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黒船町
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くろふねちょう
ふりがな文庫
“
黒船町
(
くろふねちょう
)” の例文
黒船町
(
くろふねちょう
)
へ来ると、町が少し下って二の町となる。村田の本家(
烟管屋
(
キセルや
)
)がある。また、
榧寺
(
かやでら
)
という寺がある。境内に
茅
(
かや
)
が植わっていた。
幕末維新懐古談:12 名高かった店などの印象
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
貞固
(
さだかた
)
は月に数度浅草
黒船町
(
くろふねちょう
)
正覚寺
(
しょうかくじ
)
の
先塋
(
せんえい
)
に
詣
(
もう
)
でて、帰途には必ず渋江氏を訪い、五百と昔を談じた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
五円?——五円は随分好い
価
(
ね
)
ですね。
浅草
(
あさくさ
)
の
黒船町
(
くろふねちょう
)
に古くから
私
(
わたし
)
の知ってる袋物屋があるが、
彼所
(
あすこ
)
ならもっとずっと安く
拵
(
こしら
)
えてくれますよ。こんだ
要
(
い
)
る時にゃ、私が頼んで上げましょう
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
現今の浅草橋(浅草
御門
(
ごもん
)
といった)に向って南に取って行くと、最初が並木(並木裏町が材木町)それから
駒形
(
こまがた
)
、諏訪町、
黒船町
(
くろふねちょう
)
、それに接近して
三好町
(
みよしちょう
)
という順序、これをさらに南へ越すと
幕末維新懐古談:11 大火以前の雷門附近
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“黒船”で始まる語句
黒船
黒船忠右衛門